家事代行の一つにベビーシッターというものがありますが、これは、親の代わりに子供の面倒をみるという仕事です。名称により、対象が乳児だけのように思いますが、世話をしてくれる子供は乳幼児から小学生までさまざまです。親が共働きで、子供の面倒をみることができない人などが利用しています。基本的には家事を中心として子供の面倒を見るのですが、園児であれば幼稚園や保育園までの送り迎えも仕事内容に入ります。子供が外に出かける時には共に同行することもあります。幼稚園や保育園に通わせたくても、すでに定員いっぱいまで埋まっていることが多く、これらに通わせる代わりにこれらの家事代行を利用するケースも増えてきているのが現状です。子供の世話だけでなく、子供に関する事であれば仕事内容に含まれることがあります。産後の手伝いや、病気の子供を世話する手伝いなど、母親一人では子育てが少し大変だという場合でも、母親と共に家事代行が行う場合もあります。また、親に代わって勉強や、習い事を教える事も仕事の一つです。これらになるにはベビーシッター資格認定試験に合格しなければなりません。これは厚生労働省によって認可された社団法人全国ベビーシッター協会が主催している試験です。