ハウスクリーニング技能士とは、公益社団法人全国ハウスクリーニング協会が実施している国家資格の技能試験のひとつです。
ハウスクリーニングの技能技術の実技試験で減点法で配点の６０％以上と、五肢択一の５０問の学科試験で加点法で６０％以上の正解で合格となります。
受験実施会場は、仙台、東京、大阪、福岡の４箇所だけとなっており、受験料は実技試験が29,900円、学科試験は8,900円になり、実技試験の内容と得点数と試験時間は、レンジフードの洗浄の仕方は２８分、ウール素材のダイニングチェアのクリーニングの仕方は２０点で１３分、ステンレスの油の汚れの落とし方は１０点で１３分で行い、やかんや鍋、フライパンを置くためのコンロの金属の台である五徳の汚れの落とし方は１０点で１３分、ビニルクロスの汚れの落とし方は１０点で１１分、陶磁器製のタイルの汚れの落とし仕方は１０点で１１分、フローリングの傷の補修の仕方は１０点で１３分で行われます。
合格すれば、厚生労働大臣名が記載された合格証書が授与されてハウスクリーニング技能士として名乗ることができますが、職業能力開発促進法によって資格がないものが名乗る事は禁止されています。